先日、くのいち父が誕生日で古希をむかえました。
ゴルフ場で古希のお祝いにと蘭の鉢をもらって帰ってきたのですが、
我が家には蘭にまつわる忘れられないエピソードがあります。
ある日、居間にこぶりな蘭の鉢植えが置いてありました。
土には液体肥料までささっています。
『へー蘭か、かわいいな』と思って近づくと、私の目には造花にしか見えません。
『え…何で造花に肥料やってんの』と思って、近くに居た母に言いました。
私「お母さんコレ…なんで肥料やってんの」
母「ああコレ、お父さんが長持ちするからって肥料やったんや」
私「いやコレ造花やん」
母「はあ?」
私「だからコレ造花やで」
母「造花なわけないやん、よく見てみ?」
私「いやよく見てみ、…ってこっちのセリフやで、どっからどう見ても造花やん」
問題の蘭をマジマジと見る私と母。そこに父登場。
母「お父さん、恵がコレ造花や言うねん」
父「へ?」
私「造花やん!花の芯見てよ!プラスチックのつなぎ目あるやん!花びら触ってよ!おかしいやろこの手触り!」
母「ちょっと!デリケートやねんから花触らんといてよ!」
私「いやだからこれ造花…」
母「最近の子は…ホンモノとニセモノの区別もつかんなんて…」
私「いやだから…(もう造花と認めさせるのを諦めつつある私)」
父「蘭ってこういう花やねんで、まあ、あんまり見た事ないから知らんねやろうけど(ドヤア…)」
私「…(もう好きにさせようと黙る)」
その後もしばらく、せっせと水をやる両親の姿を見かけました。
数週間後…買ってきた時とちっとも姿を変えない蘭の姿にさすがに不信感を頂いた両親が、やっと気付きました。
母「恵!これ造花やったわ!」
私「…(だから最初から言ったやん、って言ってもしょうがないから黙る)」
母「お母さん気付かんとせっせと水やって…お父さんなんか肥料まで…ぷぷぷ…」
私「…(だから最初から略)」
母「あ!よく見たらコレ、プラスチックのつなぎ目あるなぁ。」
私「だから!最初から言ったやん!」
…と劇場版パトレイバー2の後藤さん並に怒ってしまいました。
そんな思い出のある蘭の花。今回はさすがに造花とは違い、立派な生花です。
それを見ながらしみじみと母が呟きました。
「やっぱりホンモノの蘭って、ニセモノと全然違うなあ…」
すかさず
「負うた子に教えられる(ドヤア)」と言うと、
調子に乗んな!…と怒られてしまったくのいちです。
ちなみに
造花の蘭
今回いただいた本物の蘭
あ、古希のお祝いに梅干ってのもいいですねー。
ますますの健康を願って、農薬や肥料を使わない梅干を贈るってのも素敵かもしれませんな。
ちなみにくのいちは、父が最近プールに通い出したので、
水泳パンツをプレゼントする事にしました。
(梅干ちゃうんかい)
お後がよろしいようで。
ゴルフ場で古希のお祝いにと蘭の鉢をもらって帰ってきたのですが、
我が家には蘭にまつわる忘れられないエピソードがあります。
ある日、居間にこぶりな蘭の鉢植えが置いてありました。
土には液体肥料までささっています。
『へー蘭か、かわいいな』と思って近づくと、私の目には造花にしか見えません。
『え…何で造花に肥料やってんの』と思って、近くに居た母に言いました。
私「お母さんコレ…なんで肥料やってんの」
母「ああコレ、お父さんが長持ちするからって肥料やったんや」
私「いやコレ造花やん」
母「はあ?」
私「だからコレ造花やで」
母「造花なわけないやん、よく見てみ?」
私「いやよく見てみ、…ってこっちのセリフやで、どっからどう見ても造花やん」
問題の蘭をマジマジと見る私と母。そこに父登場。
母「お父さん、恵がコレ造花や言うねん」
父「へ?」
私「造花やん!花の芯見てよ!プラスチックのつなぎ目あるやん!花びら触ってよ!おかしいやろこの手触り!」
母「ちょっと!デリケートやねんから花触らんといてよ!」
私「いやだからこれ造花…」
母「最近の子は…ホンモノとニセモノの区別もつかんなんて…」
私「いやだから…(もう造花と認めさせるのを諦めつつある私)」
父「蘭ってこういう花やねんで、まあ、あんまり見た事ないから知らんねやろうけど(ドヤア…)」
私「…(もう好きにさせようと黙る)」
その後もしばらく、せっせと水をやる両親の姿を見かけました。
数週間後…買ってきた時とちっとも姿を変えない蘭の姿にさすがに不信感を頂いた両親が、やっと気付きました。
母「恵!これ造花やったわ!」
私「…(だから最初から言ったやん、って言ってもしょうがないから黙る)」
母「お母さん気付かんとせっせと水やって…お父さんなんか肥料まで…ぷぷぷ…」
私「…(だから最初から略)」
母「あ!よく見たらコレ、プラスチックのつなぎ目あるなぁ。」
私「だから!最初から言ったやん!」
…と劇場版パトレイバー2の後藤さん並に怒ってしまいました。
そんな思い出のある蘭の花。今回はさすがに造花とは違い、立派な生花です。
それを見ながらしみじみと母が呟きました。
「やっぱりホンモノの蘭って、ニセモノと全然違うなあ…」
すかさず
「負うた子に教えられる(ドヤア)」と言うと、
調子に乗んな!…と怒られてしまったくのいちです。
ちなみに
造花の蘭
今回いただいた本物の蘭
あ、古希のお祝いに梅干ってのもいいですねー。
ますますの健康を願って、農薬や肥料を使わない梅干を贈るってのも素敵かもしれませんな。
ちなみにくのいちは、父が最近プールに通い出したので、
水泳パンツをプレゼントする事にしました。
(梅干ちゃうんかい)
お後がよろしいようで。