前のめりのしのびのブログ

yahoo!ショッピングでお店を持っている人のブログ。日常とゲーム日記です。

働き方についてリモートワーク10年選手が語る

新型ウイルスが世間を騒がせておりますね。マスクや除菌グッズが売り切れ続出の今、手洗いうがいをしっかりして乗り切りましょうね~
(くのいちは花粉症なのでマスクがないのが辛い…売れ残っt…もとい、在庫に余裕のありそうなイオンスプレーを顔面に吹きかけまくって毎日を過ごしています。)

さて、ただでさえどうやって生計を立てているのか謎な生活をしている我々(株)にんじゃですが、実は不肖くのいち佐武、今話題の「リモートワーク」に関しては10年以上のベテランでもあります。

 

というのも前職の会社は工場だったのですが、私はネットショップ担当という事もあり、我儘を言って在宅勤務にさせてもらっていたのです。

それがかれこれ10年くらい前の話なので、前職の社長の判断力の凄さたるや…!

やっぱり切れてるお人やな~…と、今更ながらにしみじみ思います。

 

リモートワークは「結果が出せれば時間の使い方は自由」
な働き方だと私は思っています。(※あくまで個人の意見です)

ただ、環境が整っている事が前提なので、
「突然会社からリモートワークしろって言われた!」
…という場合には当てはまらない事も多いかと思います。

くのいちは企画と制作がメインだったので、

・ある程度のスペックのパソコン(ゲームもしたかったので良いのを揃えましたw)
・制作用のソフト
・ちゃんとウイルス対策する
・当然ながらのインターネット回線


この辺の環境は整えました。


お客さんからのメールでの問い合わせや連絡事項は家や外出先から送っておりました。
(電話での問い合わせは社内の皆さんでやってくれてたのも大きいです。そこで解決しなかった問題は私があとからメールしたり電話したりラジバンダリ。)

受注処理や出荷も会社の方にやってもらっていたので、
ほんと…環境には大変恵まれておりました。今思い返すと感謝しかねえな…

全員リモートワークというのは実際今の仕組みだと無理があって、
しっかりと現場に居てくれる人がいるからこそ、リモートワークという働き方もアリだなあ、と思うのですよ。(工場とかだと特に)


金八先生の言うように、「人という文字はヒトとヒトとが支えあって」世の中回っているのですね。

その辺の感謝を忘れずに生きていこうと思うのです…(自戒)


さて、今でこそ「ノマド」「リモワ」と横文字ヒュー!な感じですが、

当時の私はどちらかというと「社会不適合者」でした。

 

世間一般的にみんなができること=「朝起きて会社に行って勤務時間を経て家に帰ってくる」

が出来ない人だからです。
現在も、安定した収入がなく貧乏暮らしでも時間に縛られない自営業をする方が性分に合っているのが分かっているので、くのいちをやっています。

養うべき伴侶や子供も居てませんしね。貧乏独身実家パラサイト奴くのいち。
好き放題生きているので、ますます結婚からは遠ざかるが我が人生に悔いは無し。


さて、話を戻しまして…
在宅勤務になった当初、和歌山の片田舎で周りにそんな働き方をしている人はなく、両親も「は?そんなん働いてるとは言えん」という感じで、全く認めてもらえませんでした。姉も兄も公務員ですし、所謂「普通の働き方をしてる人しかいない」状態なので仕方ありませんね。

 

ただ、私は子供の頃から「周りにどう思われても自分のやりたい様にやる」という謎の頑固さがある人間だったので、嫌味やお小言どこ吹く風で過ごしておりました。

実は家族がヤイヤイ言わなくなった転機となった出来事があったのですが、そこまで書くと長くなるので割愛。しかも仕事で認めてもらったわけではない!…と思います。

ま、色々ありますわな…

で、今に至るという感じですね。



さて、実際に私の現在の働き方を書いてみようと思います。

例えば入力系や制作系の仕事だと、「〇時~〇日の間にこなすべきタスク」がありますよね。

要は〆切と言いますか。

 

最終的にそこに間に合えば、合間の時間の使い方は自由だと思うのですよ。

なので、

→今日はこれだけタスクがある
→集中したら2時間で終わってしまった
→残り時間は自由に過ごす


という感じです。

 

残り時間も、家の事をちょくちょくしながら新しい企画を考えたり、
(掃除しながら、お風呂に入りながら…私は風呂場で振り返りをしたりアイデアが湧く事が多いです)
本を眺めながらデザインのアイデアを考えてみたり、
足湯に浸かりながら振り返りをして今後の課題を見つけたり、
景色の良い場所でお弁当を食べながら一ヵ月の仕事の計画を立てたり、
明日とか来週とか、既に分かっているタスクがあれば前倒しで着手したり…

仕事とプライベートが共存しても全然平気、
むしろその生活が当たり前なタイプの方はリモートワーク向いてると思います。

最近は頭領とその行動をしている事が多いです。
例えば足湯や景色の良い場所に行く道中も話し合い(打ち合わせ)の時間になりますしね。

事務所に居ても居なくても、
「〇時or〇日に今やってる仕事がひと段落するから、どこそこへ行こう」みたいな感じですね。


時間に縛られない=のんびり
の逆もまた然りで、15時間くらいぶっ通しで仕事をしている事もあります。
それが何日か続いたり。

でも全然苦じゃないんですよね。むしろ楽しい。
性分に合っているとしか言いようがない。

子どもの頃に、漫画家さんのあとがきやオマケページを読んでいて、
「大人になったらこんな働き方したいな」
と思った経験があります。

私は漫画家さんではありませんが、似たような生活をしているのでは…?
つまり子供の頃の夢かなえてるんじゃね?…と、最近気づきました。
何とも幸せ者でございます。

ただ、こういう働き方・暮らし方も、
性分に合う/合わない、向き/不向きがありますし、
伴侶がいる人、子どもがいる人、環境や家庭の事情、さまざまな理由によって、
やりたくてもやれない方も多いと思います。

だからこそくのいちは独身実家パラサイト奴なのですが、
自分の家庭がある方は独身実家パラサイト奴には経験できない幸せがあるでしょうし、
何というか…うまく言えませんが、
「何事も隣の芝生は青い」と感じるのですよ。

ただ、隣の芝生は青いけど、ウチの芝生もなかなか悪くないで?
生え方とか生えてる種類とか全然違うけどなー

という状態になれれば幸せだな~と思うのです。
独身実家パラサイト奴がそう言うと負け惜しみにしか聞こえないかもしれませんが(笑)、少なくとも私は自分の芝生は中々悪くない、と思っています。


今、コロナウイルスの影響でしぶしぶリモートワークさせられている方も、
もともとリモートワークだった方も、リモートワークしたいけど出来ない方も、
皆が「自分にとって良い働き方」を見つけられたらいいな、と思いながら日々を過ごしています。


…と具体案も出さず、綺麗事でまとめたところで本日はドロン。
次回はFF14の記事を書く予定です~